自分との闘い

投稿日:2021年5月21日

 

ココテラスでは、それぞれの生徒の通う中学校の定期テストの2週間前を「頑張るウィーク」とし、その期間は普段の通塾コースに関わらず、全員毎日通い放題にしています。

 

 

今回も多くの生徒が「頑張るウィーク」に参加し、来週から始まる1学期の中間テストに向けて日々頑張っています。

 

 

ところが、今回いつもと大きく違うのは、中間テストのない中学があることです!

 

 

もともとココテラスの「頑張るウィーク」は、定期テスト対策のために、テストの2週間前を通い放題にするというものでした。ところが中間テストがない!どうしようか、と私たちもしばし考えました。

 

 

ただ、テストがないからと生徒達の学習機会を奪ってしまってはいけない、と思い、中間テストのない生徒も、周辺中学に合わせ「頑張るウィーク」に参加できるようにしました。

 

 

テストがないのに、生徒達が頑張るウィークに来てくれるのか? 仮に来てくれたとしても集中して勉強出来るのか?と心配していましたが、そんな心配は全く不要でした。

 

 

親に「行ってきなさい!」と言われて送り出された生徒もいるかもしれません。それでも、それぞれが自分の苦手分野と向き合い、普段の頑張るウィークと変わらず、勉強に取り組んでいます。

 

 

誰だって本当は勉強なんかしたくないはず、と多くの大人は思っているかもしれませんが、塾に来る子ども達を見ていると、本当は違うのではないかと感じます。

 

 

ほとんどの子どもは、分からない問題が分かるようになりたい、テストで良い点を取れるようになりたい、と思っているように感じます。

 

 

本当は出来るようになりたいけど、やり方が分からなかったり、やってもなかなか思うように結果がでなかったり。だから、勉強が嫌いになってしまうのではないかと。

 

 

自分で目標を決め、その目標のために頑張る。人より時間のかかる生徒もいますが、先週より今週、昨日より今日、他人と比べるのではなく、過去の自分と比べることで、成長を実感し楽しんでいるようにすら思います。

 

 

集中して、何度も何度も繰り返し問題に取り組む姿、そして出来なかった問題が出来るようになった時の誇らしい笑顔をみると、私たちも大きなパワーをもらいます。

 

 

頑張るウィークもあと数日、今の努力がそれぞれの未来を変えてくれることを信じて、今日も子ども達と一緒に頑張りたいと思います。