「考える力」を育む取り組み①

投稿日:2020年6月1日

約10年ぶりに改訂され、今年2020年度から順次導入が始まる新しい学習指導要領の中で重視されているのが『生きる力』を身に付けること。そのための学習方法として重視されているのが「アクティブ・ラーニング」と呼ばれる学習方法です。
 
「アクティブ・ラーニング」とは、先生が前に立って一方的に教える授業と違い、生徒が主体となり、生徒自らが能動的に考え、参加する学びの形です。と言ってもイメージが沸きにくいかもしれませんね。
 
ココテラスでは、5月8日から始まったアクティブ・ラーニングイベントに参加しています。具体的な事例のひとつとして、こちらを紹介したいと思います。
 
アクティブ・ラーニングのひとつに、〇×のつけられない、答えのない問題に、仲間と協力して取り組むものがあります。問題解決のために必要なことを調べ、議論し、またチームとして考えたことをまとめて発表します。このような体験を通して、知識だけでなく、協調性やコミュニケーション能力、思考力や表現力などが育まれます。
 
今回ココテラス生が参加している「すららアクティブ・ラーニングイベント」の今年のテーマは『政治への関心を深め、政治参加を促進するアイデアを考えよう!』です。
 
 
「あなたは政治に関心がありますか?」
 
「普段の生活の中で、政治の力によって決められていることにはどんなことがある?」
 
「選挙以外で政治参加する方法ってある?」
 
など、Webサイト上で毎週出題される質問に回答しながら議論を深めました。また、そもそも政治って何?というような、議論のために必要となる知識を勉強会で一緒に学んだり、パソコンを使ったオンライン調査で調べたりもしました。
 
皆が困っていることに目を向け、より良い社会をつくるために何をしたら良いかを主体的に考える、それが政治に参加するということなのかもしれないですね。

➤ 考える力を育む取り組み➁