英検の新しい形

投稿日:2021年5月7日

英検3級以上をとりたいけど、年に3回しかチャンスがなく、受験日が学校のテストと重なったり、部活の試合と重なったり、なかなか日程調整が難しいんだよなぁ、と思っていた人には朗報です。

 

数年前から始まった、コンピュータを使って受験する英検の新しい形、それが「英検S-CBT」です。

 

従来は「英検CBT」と「英検S-CBT」の2つに分かれていて、少々わかりにくかったのですが、今年4月に「英検S-CBT」に統合されました。これにより、英検3級以上を目指す小中学生にとっても、より利用しやすくなりました。

 

「英検 S-CBT」に合格すれば、「従来型の英検」と同じ資格を得ることができます。

 

試験は山梨県内の会場でもほぼ毎週実施されます。

 

また、従来型の英検では、1次試験と2次試験で2日間必要でしたが、英検S-CBTでは1日で4技能を受験できます。

 

従来型の英検」って何?

従来型の英検は、みなさんがよく知っている、年に3回実施されているものです。多くの学校が準会場となっています。

 

  • 受験級は、5級から1級まで
  • 1次は紙での筆記試験
  • 2次は面接によるスピーキングテスト
  • 1次試験と2次試験は別日 (1次に合格した人だけが、2次を受験)

 

英検S-CBT」は「従来型」とどう違うの?

英検S-CBTでは、問題はすべてパソコン上に表示されます。全国にあるテストセンターでほぼ毎週実施され、年に最大6回まで受験できます。

 

  • 受験級は、3級、準2級、2級、準1級
  • リーディングとリスニングは、マウス操作で解答
  • ライティングは、「解答用紙手書き」または「キーボード操作」を選択
  • スピーキングは、吹込み式で同日に実施

 

山梨県では、以下の2カ所が試験会場となっています。

 

現在英検のHPに、7月までの予定が公開されています。県内のテストセンターの予定は以下の通りです。

 

6月

7月

申込期間

~5/10(月)

~5/24(月)

~6/1(火)

試験日

6/13(日)

6/27(日)

7/4(日)

7/11(日)

7/18(日)

試験会場と実施級

国母

3級~準1級

×

×

3級~2級

3級~準1級

上今井

3級~準1級

3級~準1級

3級~2級

×

3級~準1級

※ 日程は変更される場合があります。詳しくは英検HPをご確認ください。

 

英語の重要性が増す中、英検の受験機会が増えるのは嬉しいことですね。