ワークはこうやって使おう

投稿日:2021年4月26日

新学期が始まり、そろそろ新しいクラスにも慣れてきた頃でしょうか?今回は、中学生にとってとても大切な、学校のワークの使い方についてお話しします。

中学生の皆さんは、教科ごとに「ワーク」と呼ばれる問題集を学校でもらっていると思います。学校で学んだことを復習し定着させるために、自宅で学習するための問題集です。

先生によっては、授業中に学習時間を取ってくれることもありますが、 定期テスト前になると 「テストの日までに〇〇ページまで提出してください~」、という風に先生に言われます。

ワークをうまく使おう!

このワークは、一度やっただけではあまり成績は変わりません。大切なのは、出来なかった問題を、自力で解けるようになるまで、何度も何度も繰り返し解きなおすことです。

最低3回、出来れば5回はやっておきたいです。

ワークに対してどう取り組むかで、学校の成績が大きく変わります。テスト直前に「ワークが終わらない~」ということにならないよう、計画的に取り組みましょう!

では、具体的にどう取り組むと良いでしょうか?

具体的な取り組み方

1回目

1回目は、学校の授業でやったところを、忘れないうちにすぐにやりましょう。

いつワークに取り組むか、学校の先生の指示がある場合でも、直接ワークに書き込まず、自分のノートに解いておけば大丈夫です。

  • 解ける問題をどんどん解く
  • 考えても分からない問題は×印をつけて一旦飛ばす
  • 1ページ進んだらすぐに丸つけをする
  • 間違えてしまった問題にも×印をつける

まとめて丸つけすると、自分がどう解いたかを忘れてしまうことがあるので、丸つけは1ページごとにするくらいが効果的です。

正解できなかった問題は、解説をみて解き方を理解します。この解き方を理解する時間がとても大切!

絶対にやらない方がいいのは、答えを見ながら赤ペンで答えを写す、という勉強法です。ただ答えを写しても、分からない問題は分からないままです。

答えを見ずに自分で解けるようになるまで、何度も繰り返し、それでもよく分からない時は、そのままにせず、先生や友達に聞いて分かるようにしましょう。

2回目

テスト範囲が発表されたら、もう一度テスト範囲の問題を解き直します。出来れば、2回目も全問解いてみるのがおすすめです。なぜなら、なんとなくわかっているけど、理解があやふやなものや、まぐれで正解したものを見つけ出すためです。

この時も、1回目と同じように、解けなかった問題や間違えてしまったものには×印をつけながら進めます。

2回目まで終わると、問題の横に、「×」または「××」と印がついているはずです。

3回目以降

そして、やっとここからが点数アップのための勉強の本番です。3回目以降は、×印がついているものだけを解き直します。

ここで、×印を減らせた分だけ、解ける問題が増え、テストの点数も上がっていきます。


学校のワークは、学校で教えてもらうことに準じた問題集です。また、ほぼ間違いなく、先生からワークの範囲を指定され、指定日までに問題を解いて提出することが求められます。

先生に言われてから、締め切りに追われながら嫌々やるか、自分で計画的にワークを利用するか、どちらが良いですかね?

今週末からゴールデンウィークに入り、少し考える時間も取れると思います。ぜひこの時期に、新年度の目標と学習計画をたててみましょう!