定期テストの取り組み方

投稿日 : 2023年5月16日

新年度が始まって約一か月が過ぎ、新しいクラスにも慣れてきた頃でしょうか。そして、もうすぐ今年度最初の定期テスト(一学期の中間テスト)ですね。

1年生は初めて「テストの範囲表」をもらい、どうやってテスト準備を進めたらよいか、戸惑っているかもしれませんね。

今回は「定期テストの効果的な取り組み方」についてご紹介します。

目標を決めよう 

定期テスト対策を始める前に、まずは次のテストで何点とりたいか、学年順位で何位くらいを目指したいか、出来るだけ具体的に目標を立てましょう。テストが終わった時の自分をイメージして、はっきりとした目標を立てることで、何をどれくらい頑張ったら良いか分かるようになり、やる気が続きやすくなります

学習計画を立てよう 

テスト範囲が配られたら、テストまでの時間をどう過ごすか、学習計画をたてましょう。いつまでに提出課題を終わらせるか、その後どの教科の学習にどれ位時間をかけるか、ざっくりでも良いので予定表にテストの日までにやるべきことを書きだしてみましょう。

あらかじめ計画を立てておくと、いつ、どれくらい勉強時間を確保すればよいかが分かり、中で予定通りに進んでいるかも確認できます

勉強の進め方

ワークを解く 

学校のワークは、授業が終わったら、まだ記憶が残っているうちに1回目を解きましょう。そうすることで、学んだことを忘れにくくなり、理解も深まります。

1回目を解く際は、ワークに直接書き込まず、答えだけをノートに書いていきます。1ページ終わる毎に答え合わせをし、間違えてしまった問題には×印をつけながら進めましょう。

もしテスト範囲が配られてから、はじめて1回目を解くことになってしまった場合も同じです。あとで復習が必要な問題に×印をつけながら進めることで、その後の学習を効率よく進められます

×印が付いた問題を出来るようにする

学校のワークをただ一度解いただけではあまり点数は変わりません。勉強する時に大切なのは、出来ない問題を、どれだけ出来るようにするかです。 

テストの問題には、大きくわけて以下の2種類があり、それぞれで対策の仕方が異なります

【暗記系】
漢字、英単語、理科や社会の用語など、覚えて答えられるようにする問題
【理解系】
数学や理科の計算問題、英文法など、法則を覚えそれを使ってとく問題

 

ここからは、どうやって出来ない問題を出来るようにすればよいか、学習する内容別に具体的な対策方法を見ていきます。

暗記系問題の対策方法

暗記系問題の場合、以下の3つを意識して対策しましょう。

➀ 覚えるべきことを整理する

「すでに覚えていること」と、「テストまでに覚えなければならないこと」を分け、「これから覚えること」だけをあとですぐに確認できるようにまとめましょう。例えば、覚えることだけをノートに書き出す、教科書やワークの答えの覚えるところだけに印をつける。暗記用のノートを1冊用意するのも良いやり方です。

「これから覚えること」を整理したら、何度も書いたり、口に出して言ったりしてまずは一度覚えましょう。 (この時はまだ、だいたいで大丈夫です。)

➁ 忘れにくくする

多くの人は、一度覚えても時間がたつと記憶が曖昧になり、覚えたことを忘れてしまいます。忘れにくくするには、効果的なやり方がいくつかありますが、どれが合うかは人によって違います。以下は多くの人に効果があると言われているやり方です。いろいろ試して自分に最適な方法を見つけましょう

  • 時間を空けて、同じ情報にくり返し出会う

人は、少し時間をおいて、同じ情報に何度もくり返し出会うと、その情報を大切な情報と認識して、忘れにくくなります。 漢字や英単語などは、「勉強のはじめと終わりに一回ずつ書いてみる」、普段の生活でも、朝、帰宅後、寝る前、に覚えたいことを読み上げてみるなど、一日の中で同じ情報に何度も触れるように工夫してみましょう。

  • 覚えたいことを声に出す

覚えたいことを声に出して言ってみましょう。口を動かし、自分の声を耳で聞くことで、ただ目で見るだけよりも効果が高まります。また、書くよりも短い時間で出来るので、その分何度も同じところをくり返すことができます。

  • 意味のある情報にする

人は、意味のない記号よりも、意味のある情報の方が思い出しやすく、長期間忘れずに覚えていられます。新しいことを覚えるときは、すでに知っている言葉や情報と関連させたり、覚えたい言葉の頭文字を何か意味のある言葉にしてみたりするなど、情報に意味を持たせると記憶が持続しやすくなります。

➂ テストで答えられるようにする

「覚えた!」と思ったら、最後に覚えたことを思い出して、言える(書ける)ようにしましょう。これはもう大丈夫と思っていても、実際に問題を解いてみたら思い出せない、ということが良くあります。それは、覚えたことを思い出す練習をしていないからです。

テストでちゃんと答えられるようにするには、覚えたあと、実際に問題を解き直し、ちゃんと答えを言える(書ける)か、ひとつひとつ確認することがとても大切です。これをやるかやらないかで、テストの点数が大きく変わってきます。

一度解いた問題の解き直しするときは、答えの部分だけを紙で隠したり、別冊の回答が赤字で書かれているものは、それを赤シートで隠したりするのがおすすめです。答えをスラスラ言える(書ける)ようになるまで繰り返しやってみましょう。

理解系問題の対策方法

理解系問題の場合は、以下の3つを意識して対策しましょう。

➀ 分からないところをなくす

数学や理科の計算問題などでは、解けなかった問題の解説をよく読み、なぜそうなるかを理解しましょう。この時解説を読んでも良く分からないときは、友だちや先生に聞き、分からないところをなくしましょう。

本当に理解できているかを確認するには、分からない友だちに教えてあげるつもりで、解き方を言ってみる(または、紙に書いてみる)などが効果的です。

➁ 理解した法則を使いこなせるようにする

法則を理解したら、それを使いこなせるようになるまで練習します。 1回目に×印をつけた問題を解きなおし、解けるようになっているか確認します。実際に問題を解いてみると、一度分かったと思っていても、また分からなくなってしまった、ということもあります。そのときは、もう一度先生に聞くなどして理解を深めましょう。

また、途中で解き方を思い出すのに時間がかかってしまったり、ときどき忘れてしまったりする場合は、まだ練習不足です。同じような問題をたくさん解いて問題になれましょう

➂ 自分の失点ポイントを知る

問題演習をしていくと、分かっているのに良く間違える「自分のうっかりポイント」が見えてくると思います。

数学であれば「符号まちがえ」、英語であれば「ピリオドや3単現のsのつけ忘れ」などです。テスト本番で、これらのミスをしないように、自分はどこで間違えやすいのかを認識しましょう。ワークで間違えた問題の横に、赤ペンなどで注意点を書いておくのも良いでしょう。

最後に試験と同じように制限時間を決め、まとめ問題などに挑戦してみましょう。テスト範囲の単元カラープリントなどが配られる時は、それを最後の腕試しにやってみるのもおすすめです。


定期テストは、勉強のやり方を見直し効率のよい学習方法を身につけるのに最適な機会です。色々と試してみて、自分の勝ちパターンを見つけましょう。