投稿日:2021年6月13日
5月7日に始まったすららアクティブラーニング。今年のテーマは、「平等な社会を実現するためにわたしたちにできることを提案しよう!」です。(先週までの様子はこちら➤)
昨日6月12日は、オンライン会議システム(Zoom)を使い、全国の小中高生とグループワークをしました。
1チーム3~4名ずつに分かれ、まずは自己紹介です。「山梨の〇〇です。学年は××です。最近はまっていることは・・・」みなの緊張が伝わってきて、後ろで見守っていた私たちもドキドキでした。
その後、以下の4つの中から、チームで話し合うテーマを一つ選びます。
- ジェンダー(性別)の差
- 食べられる・食べられないの差
- 教育の差
- ITリテラシーの差 (デジタルデバイド)
テーマを決めたら、それぞれどのような問題点があるかを話し合い、それらの課題を解決するためのプロジェクト案をまとめます。
短い時間のなかで、初めて話す相手と、しかもテレビ電話越しに一つの提案をまとめあげるのは、大人同士であっても容易なことではありません。なかなか意見が出てこなかったり、逆に話しが脱線してまとまらなくなったり、思う通りにいかない苦い経験もしたと思います。それでも、各チーム試行錯誤し、工夫して発表作品をまとめました。
発言するうちに緊張もほぐれてきたのか、積極的に議論をリードしたり、他のメンバーを気遣いながらも自分の意見やアイデアを発信したりしている姿が、とても頼もしく印象的でした。
最後の作品発表会では、チームの代表が話し合った内容を発表します。発表を聞いている側も、「拍手」や「いいね」のスタンプでリアクションをしたり、チャットで「それ、いいアイデアですね」とコメントをしたりして発表を盛り上げました。
今回も、子供達の順応性の高さに本当にびっくりさせられました。
学年も、住んでいる地域も違う仲間とオンラインで繋がり、協力しながらひとつのことを成し遂げる。今回のワークショップが、何か一つでも今までと違うことを感じ、考えるきっかけになってくれればと思っています。