祝! 特別賞 & 奨励賞

投稿日:2022年8月27日

 

当塾のブログでも、何度か紹介している「すららアクティブラーニング」のイベントに今年も11名のココテラス生が参加し、そのうち小中高生混合のチーム「ここぽまる」が特別賞、小学生チーム「まりと」が「奨励賞」を受賞しました!おめでとうございます!

 

このイベントでは、学年・地域に関係なく、生徒が協働して、社会課題解決に取り組みます。

 

今年のテーマは「外国にルーツを持つ人があなたの住んでいる街でよりよく生きるには?(多文化共生社会)」で、全国の小中高生約250人が参加しました。

 

5月から始まったICTを活用した意見交換やワークショップを経たのち、3人1組で調査・分析を行いました。当塾からは2チーム(6名)が、7月にレポートを提出しました。

 

小学生3人組のチーム「まりと」は、レポートに挑戦すること自体が初めての経験でした。テーマに関する問題点や、解決策などをノートに書きだし、3人で意見を交わしました。

「永住権ってなに?外国の人は、勝手に日本に住んじゃいけないの?」、「外国にルーツを持つ人は、どんなことに困っているの?」など。

疑問に思うことを、インターネットで調べたり、実際に友人やALTの先生にインタビューをしたりするなど、すばらしい行動力とチームワークで、レポートをまとめあげました。

 

おしくも最終選考大会は逃したものの、素晴らしいレポートやおもしろいアイデアが詰まったレポート作品に与えられる「奨励賞」を受賞しました。今回の学びを活かし、ぜひまた来年チャレンジして欲しいと思います。

 

一方、チーム「ここぽまる」は、昨年全国第2位を受賞したメンバー2名に、新たに小学5年生を加え、小中高生混合のチームで挑みました。先輩2人が新メンバーをリードし、考えの根拠となるデータを示したり、問題を解決するための解決策を提案したりするなど、さすが経験者という内容のレポートでした。

部活の大会やクラブチームの練習など、それぞれが忙しく、時間のない中、夜遅くまで何度も集まり、最後までよくやりとげたと思います。

「ここぽまる」は、レポート審査で上位6チームに選考され、先週8月20日に行われたオンライン最終選考会で、プレゼンテーションを行いました。

 

多くのチームが、外国の人が困っていることに注目するなか、困っていない人も案外多いことに着目し、良いところを更に伸ばすために何が出来るか、というユニークな提案を行い「審査員特別賞」を受賞しました。

 

わたしたちも「最終発表会で恥ずかしい思いをしてほしくない。」という気持ちと、「最後まで、子供たちだけでどこまで出来るか、見守りたい。」との気持ちの狭間で揺れながら、それでも最後まで子供たちの可能性を信じて、待ってみて、本当に良かったと実感しています。

 

今年もそれぞれの生徒の成長を身近に感じられる、とても実りあるイベントでした。

 

興味のある人は、ぜひまた来年、一緒に挑戦しましょう!