投稿日 : 2020年12月9日
2学期の期末テストも終わりましたね。ココテラスでは、定期テストで頑張った生徒を3つの部門で表彰しています。
今回は過去最高の14名の生徒が表彰対象となり、また複数枚を受賞する生徒も多く、表彰状の発行枚数も過去最高となりました!
その後の到達度(復習確認)検査も終わり、ほっとひと息という生徒も多いのではないでしょうか。でもまだ気を抜かないで!答案が戻ってきた今こそ、実力アップのチャンスタイムです。テストの記憶が残っている今のうちに、テスト直しをしておきましょう。
テスト直しはなぜ大切?
学校でも、先生からテスト直しを提出するように言われませんでしたか?なぜテスト直しが大切なのでしょう?それは、テスト直しは、自分の弱点を知り、分からなかったことだけを効率よく復習できる、絶好のチャンスだからです。特に高得点が取れた教科こそ、さらなる実力UPのために、効果的なテスト直しを行いましょう。
効果的なテスト直しのやり方
ステップ1:まちがえ方をチェック
まず始めに、自分のまちがえ方を確認しましょう。同じ問題を間違えても、まちがえ方によって対策が変わってきます。
- 自分では正しいと思ったのに×だった
- 問題の読みまちがえ、うっかり
- 時間が足りなかった
- 答えが分からなかった
あなたのまちがえ方はどれでしたか?各問題ごとに、まちがえ方を分類してみましょう。
ステップ2:原因を分析
次に、まちがえてしまった原因を考えてみましょう。
- まちがえて覚えていた (理解が不十分)
- テスト中の見直し不足
- ペース配分を間違えた
- 勉強時間が足りなかった
ステップ3:対策を考え実行しよう
まちがえ方とその原因がわかったら、次に同じ問題が出された時に、しっかり解答出来るように対策を考えて実行しましょう。
まちがえて覚えていた
まちがえて覚えていたところが見つかったあなたは、ラッキーです。ここでまちがえを直しておけば、次はしっかりと答えられるはずです。
① 何をどう理解していたのか、② 正しくはどうだったのか、自分の言葉で書き出してみましょう。 理解が曖昧なものも、ここでしっかり覚えなおしておきましょう。
テスト中の見直し不足
問題の読みまちがえやうっかりが多かったあなたは、自分が「どういうまちがえをするくせがある」のか、自覚することが大切です。
数学であれば符号の付け忘れや単純な計算間違い、英語であれば3単現のsのつけ忘れなど、自分がよくやってしまうミスを自覚し、テスト中も特にそういう点に気を付けて見直しをしましょう。
また、「あてはまるものを答えなさい」なのか「あてはまらないものを答えなさい」なのか、「一つ答えなさい」なのか「すべて答えなさい」なのか、テスト中に、質問のポイントになる部分に下線を引いたり丸を付けたりするのも効果的です。
自分に合ったやり方を考えて、実践してみましょう。
ペース配分を間違えた
まず問題をとき始める前に、全部でどれくらい問題があるかを確認しましょう。大学入試改革の影響もあり、高校入試でも、問題文がどんどん長文化される傾向があります。
全体像が分からないまま、前からじっくり問題を解いていたら途中で時間切れになってしまったということがないようにしたいですね。
また普段の学習でも、ワークや問題集を解く際に、自分が1ページ解くのにどれくらいかかるのか、時間を意識した学習をしておくことも大切です。
勉強時間が足りなかった
勉強時間が足りなくて、準備不足なままテスト当日をむかえてしまったあなたは、なぜそうなってしまったのか考えてみましょう。
テスト勉強を始めたのが遅すぎたのなら、次にそうならないためには、どれくらい前からテスト勉強を始めたらよいか振り返りをしておきましょう。
定期テストは、それぞれの学習習慣を振り返り、勉強のやり方を見直すことができる最高のチャンスです。さぁ、今日から、早速はじめてみましょう!